【2022年2月調べ】大手デベロッパー５社の初任給・福利厚生　徹底比較

こんにちは、れもんけーきです♪

今回は大手デベロッパー５社の初任給・福利厚生を徹底比較します！

そろそろ世の中では就職活動が本格化してくる季節でしょうか。就活スーツに身を包んだ学生を見ると、心の中で「頑張れ！」と応援したくなりますよね。

そんな中でもデベロッパーは学生や転職者に人気の業種です。その理由についてはこちらの記事を参照ください。

　

最近はオンライン就活も増えてきて、入社するまで会社自体に行ったことがなかった、同期や会社の人と一度も会ったことがなかったという新入社員も増えています。

そんな時、会社を選ぶ基準として、一つの大きな要素になるのは、初任給及び福利厚生の充実具合ではないでしょうか。そこで、今回は、デベロッパーの初任給・福利厚生を徹底比較したいと思います。そして最後には、建築業界で働く筆者が「今、転職するならここだな」と思える会社１社を発表してきます。

　

　

また、初任給の額はそのまま、その会社の給与水準を表していることが多いです。そのため、転職活動でデベロッパーを視野に入れている方にも参考にしていただけると思います！

では、どうぞ〜♪

　

大手デベロッパー５社の選定方法

デベロッパー５社と一口に言ってもその選定方法は、さまざま考えられます。

売り上げや社員数、資本金、保有不動産、顧客満足度など切り口によって選定する会社は大きく異なってきます。

そのため、今回は、ズバリ初任給・福利厚生を比べたいので、どれだけ収益があるかを重視して、売上高上位５社を選定しました。

初任給と一緒に売上高も一覧にしましたので、併せて参考にしてみてください。

なお、今回採用した売上高は２０２０年度（２０２１年３月期）のものとなります。

　

大手デベロッパー５社売上高順　初任給一覧

結論からお伝えすると、売上高順の初任給は下記のようになりました。

　

売上高・初任給の分析

売上高でいうと三井不動産（株）が2，007，554百万円で、２位の三菱地所（株）と約800，000百万円の差をつけダントツ１位となりました。

ただ、初任給のみで比較すると、260,000円の三菱地所（株）が１位でした。大学院卒だと300,000円ということで、給与水準の高さが伺えます。

2021年度の大学初任給平均が209,884円（産労総合研究所HPより）であることを考えると、全社的に給与水準はかなり高いと言えます。

　

大手デベロッパー５社の印象（筆者独断）

私もデベロッパー業界に憧れがあり就職活動で上記の会社は全て説明会に行きました。また、普段の業務でも関わることが多いです。

その中で、感じた印象として、三井不動産は数字や期限に厳しく、何事にも細い印象があります。業界トップの実績を出すためにはこの厳しさが必要不可欠ということでしょうか。一方、三菱地所は三井不動産と比べて大枠を捉え、全体的におおらかな印象があります。業界２位であること、日本で一番の知名度を誇る東京駅〜皇居のエリアを保有しているという貫禄がそうさせるのかもしれません。

他方、住友不動産は説明会参加の時点でかなり体育会系の雰囲気がありました。結果を出すことが何より大事、とことん仕事に取り組む姿勢を求められたので、私には向いていないなと思った記憶があります。

また、東急不動産や野村不動産は、開発全般に取り組む上位３社とは少し異なり、東急不動産であれば、東急電鉄沿線、野村不動産であればマンション開発等、特化している分野が明確にあるという印象です。そのため、デベロッパーの中でもこれに取り組みたい！という特定の分野がある方は、検討の余地があるのではないでしょうか。

　

大手デベロッパー５社の福利厚生・諸手当一覧

売上高・初任給では三井不動産、三菱地所が優勢でしたが、福利厚生はどうでしょうか。

給料は良いが、手当が全く付かない、研修制度等がないなど職場環境がよくなければ、仕事を続けていくのは難しいですよね。そのため、上記の表に福利厚生・諸手当を追記してみました。

それが、以下の表です。

　

福利厚生・諸手当の分析

福利厚生で見ると、三井不動産・三菱地所には揃って住宅取得のための制度がありました。また、各社研修に関する記載がありましたが、東急不動産と野村不動産は特に詳しく記載があり、具体的なキャリア形成のイメージがつきやすい印象でした。

一方、諸手当については記載の状況が会社ごとに異なり、三菱地所や東急不動産の細やかさが好印象でした。

加えて驚いた点として、東急不動産は唯一、年４回賞与があるとのことで、初任給に加えて、年収UPの期待が持てるなと感じました。

　

大手デベロッパー５社、私ならどこを選ぶか。

そもそもデベロッパー業界は冒頭にもお伝えしましたが、学生からの人気が高く、文系・理系関係なく応募することができます。また、採用人数が２０名程度/年と狭き門なので、この上位５社であれば、どこにでも入りたいという方は多いのではないでしょうか。

ただ、転職業界だと少し状況は変わってきます。他の分野・業種で１０年程度実績を積んでいれば、新入社員一括採用に比べて、即戦力として入社の門戸は広い印象です。

　

そういった条件の中で、私がどこの会社も選べるスーパーウーマン（笑）と仮定すると、「今、私が転職するなら」以下の会社を選ぶかなと思います。

　

皆さんは会社にどういった条件を求めるでしょうか、ぜひ検討の参考にしてみてください。

　

大手デベロッパー５社のまとめ

今回は大手デベロッパー５社の初任給と福利厚生を徹底比較しました。

売上高を見ると、三井不動産がダントツ１位ですが、福利厚生なども踏まえて、自分にあった会社を見つけるのはなかなか難しい作業ですね。

皆さんの今後の検討の一助になれれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

　

大手デベロッパーの採用数・離職率・有休取得・平均年収についてはこちら♪

　

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