今回は、一級建築士製図試験に本当に必要な製図道具7選をご紹介します。
私の自己紹介については、こちら↓
今回、「本当に」と念押しするのは、セットで販売されている商品の中には、実際、使えない・使わないものが多いからです。
私も結局いくつか買い直すことになりました。
そのため、本記事では、製図試験を計3回受験した筆者が、本当に必要・役立った商品7選をご紹介します。
今回ご紹介する商品を使うだけでも、個人的には、作図時間が最大で20分ほど短縮できましたし、無駄な出費を抑えつつ、当日の荷物も軽くできるので、メリット満載です!
学科試験とは異なり、試験準備に時間をなかなか確保できない「製図試験」は
いかに使う道具を良くして、効率化するかが勝負のポイントです!
短くまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
それでは、どうぞ〜♪
一級建築士製図試験 攻略のポイント
まず、今回紹介の商品を買うことで得られる効果(試験攻略ポイント)について、解説します。
製図時間の短縮
一級建築士製図試験は合計で6時間30分の試験です。
その中で、時間配分は、一般的に以下が基本と言われています。
【製図試験の時間配分】
①エスキース:2時間30分
②筆記 :1時間
③作図 :2時間30分
④見直し :30分
上記を踏まえて、今回ご紹介する商品で攻略できるのは③の作図時間です。
ここを20分でも短縮することができれば、エスキースや筆記、見直しに時間をかけることができ、確実に合格に近づけます。
他の項目はすぐに短縮することが難しいですが、作図は道具次第で簡単に短縮することができるので、本記事をぜひ活用してください!
それでは、次項からオススメ商品をご紹介します!
製図セットは買うな!本当に必要な製図道具7選
ここからは、製図試験を計3回受験した筆者が、本当に必要な製図道具をご紹介していきます。
なお、平行定規は必須ということで、7選に含みません。オススメのメーカーや選ぶ際のポイント等は今後、別記事でご紹介したいと思います。
本当に必要な製図道具7選(三角定規・大小)
まず必須なのは、三角定規です。選ぶ際のポイントは以下2つが挙げられます。
・定規を掴むための取っ手が付いているか
・透明で図面を透けて見ることができるか
三角定規は図面と密着することが多いので、取っ手が付いていないと作業効率が極端に下がります。
また、透明でないと、線を引く箇所が見分けづらく、目盛りも黒でないものの方が線が浮かび上がって使いやすいです。
上記を踏まえ、大きく2つの場面用に2種類が必要となります。
通り芯などを描く25cm程度のものと壁・家具等を描く15cm程度のものの2種類です。
1種類目、通り芯や寸法線を描くための25cmサイズの定規は、勾配定規で代用することができます。
オススメの商品は以下です。
2種類目、壁・家具等を描く15cm程度のものは以下がオススメです。
私はこの三角定規を使うようになって、平均して20分程度作図時間が短縮できたので、本当にオススメです!
試験1ヶ月前くらいから売り切れることもあるので、早めに買っておくのがBEST!
本当に必要な製図道具7選(フローティングディスク)
続いて必要なのが、フローティングディスクです。
主に三角定規に貼って、図面との摩擦を防ぐことで、作図時間の向上に繋がります。
利用することで、三角定規が滑りやすくなり、図面も汚れづらくなるので、大変オススメです!
本当に必要な製図道具7選(三角スケール・2種)
続いては三角スケールです。
こちらも通り芯用(30cm)と壁・建具・家具用(15cm)の2種類が必要です。
面倒ですが、作業内容に合わせて使い分けると、作業効率が上がります。
また、可能であれば、30cmと15cmのものはメーカーを揃えると、目盛りや造りが一緒で使いやすいです。
本当に必要な製図道具7選(テンプレート)
続いてはテンプレートです。こちらも選ぶ際の明確なポイントがあります。
・3.5mm角の四角があるか
・2.5mm,5mmの三角があるか
・3〜4mmの楕円があるか
・2mm,10〜15mmの円があるか
・設計製図試験に持ち込める品か
なんだ?この意味不明なポイントは?
これには明確な理由があります!!
製図試験の図面は1/200で描くことが多いですが、その際、RC造3階建て程度だと柱は700mm角程度となります。
そのため、3.5mm角の四角は必須です。
また、2.5mm三角は小便器、5mm三角は入口、3〜4mm楕円は大便器、2mm円は椅子、10〜15mm円は植栽にそれぞれ使うことができます。
特に、5mmを超える三角や丸はテンプレートを使うと、線がはっきりして、図面全体の仕上がりが綺麗に見えるので、オススメです。
上記のポイント全てを網羅できる商品は、私が探した限り、以下しかありませんでした。
こちらも売り切れる前に買ってしまいましょう♪
本当に必要な製図道具7選(製図用シャープペンシル)
続いて、製図用シャープペンシルです。
こちらは時間短縮のため、基本的に試験中、ずっと同じものを利用します。
個人的には、STAEDTLERが使いやすかったので、5mm,HBのものを使っていました。
それで図面にメリハリがつかない方は、B・2Bなど芯の強やを変えてみるのもオススメです♪
いくつか試して、試験1ヶ月前までには自分に合うものを見つけておきたいですね。
本当に必要な製図道具7選(ストップウォッチ)
続いてストップウォッチです。こちらも選ぶ際のポイントがあります。
・6時間30分以上を測れる
・時間終了で音が鳴らない
・クリップ式で製図道具箱に取り付けることができる
当日は時計を持ち込むこともできますが、合わせてストップウォッチで残り時間を計測し、目標時間に対する自分の進捗を、節目ごとに確認する必要があります。
私が使っていたのはこちらの商品です。
本当に必要な製図道具7選(ドラフティングテープ)
最後はドラフティングテープです。
こちらは3Mでカッターが一体となっているものがオススメです。
ベタつかず、切りやすいので、使い勝手が良いです。
本当に必要な製図道具7選(おまけ)
必要かどうかは個人によりますが、製図用ブラシもあると使う時もあります。
製図セットは買うな!本当に必要な製図道具7選 まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は一級建築士製図試験において、本当に必要・役立った商品7選をご紹介しました!
製図道具まとめはこちらです↓
・三角定規 大小
・フローティングディスク
・三角スケール 2種
・テンプレート
・製図用シャープペンシル
・ストップウォッチ
・ドラフティングテープ
・製図用ブラシ(おまけ)
製図試験は時間との勝負なので、今回ご紹介した商品を活用して、時間短縮に役立ててください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
試験勉強に疲れたら、こちらの記事もぜひご参照ください♪
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