こんにちは、れもんけーきです♪
自己紹介についてはこちらの記事を参照ください。
一級建築士の受験をされる方がまず検討するのが、資格学校へ入るかどうかではないでしょうか。
私は受験に際して資格学校(総合資格学院)に通っていました。
ただ、ここが一番後悔している所で、「本当にこんなにお金をかける必要があったのか」「テキストさえあれば合格できたのではないか」と今でも考えたりします。
私の周りの友人たちは日建学院・TAC・独学とそれぞれ自分にあった方法を選択していました。
そこで、今回は
日建学院についてメリット・デメリットを私の私見でまとめてみました。
どの学校に通おうか、迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
日建学院とは?
日建学院がどういった学校なのか、最初に確認しておきます。
日建学院(合格者数)
今年(令和3年度)の学科試験の合格者数は4,832人で全体の15.2%と総合資格学院には及びませんが、高い率を誇っています。
また、製図試験の合格者数は3,765人で全体の35.9%(総合資格は52.7%)とこちらも高い率です。
日建学院(校舎数・地域)
校舎については(2021年12月31日現在)、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)だけで32校。他にも北海道・東北エリア21校、関東・甲信越エリア(首都圏除く)14校、中部・東海エリア14校、北陸エリア4校、近畿エリア17校、中国・四国エリア20校、九州・沖縄エリア28校と日本全国に150校ありました。
こちらは総合資格学院の1.5倍です。
お住まいの地域によっては、日建学院の方が通い易いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日建学院(その他特徴)
日建学院は、一級建築士を始めとした資格・検定講座から就職・スキルアップ、法定講習関連まで含めると50近い講座を開校しています。(総合資格の場合は、講習等入れても20講座程度)
そのため、一級建築士試験に限らず、資格学校として教育スキルに長けていると言えるでしょう。
日建学院に通う場合の“メリット”
ここから具体的に日建学院のメリットについて解説していきます。
日建学院に通うメリットとしては、この校舎・講座数の多さからくる通い易さ・育成スキルの高さが挙げられます。また、総合資格学院に比べて授業料が低い点も大きな魅力です。
学科スーパー本科コース(11月下旬開校)【令和4年度版】で「869,000円(税込)」、これに一級建築士設計製図本科コース「220,000円(税込)」を足しても「1,089,000(税込)」と総合資格に比べて319,000円安くなっています。
他にもコロナ禍に対応してWeb版の講座もいくつか開校されており、そちらを選択すればさらに講座費を抑えることができます。加えて特別講座なども少なく、最初に講座費を支払ってしまえば、基本的には追加の費用はかからないと考えて良いでしょう。
こういった点では総合資格学院より良心的ですね。笑
日建学院に通う場合の“デメリット”
一方、デメリットとしては、一級建築士資格に焦点を当てた場合、やはり総合資格のテキストやサンプル数に劣る点でしょうか。
日建学院のテキストや設計製図の課題は、総合資格に比べて基礎的なものが多い印象です。決してそれがまずいという訳ではないのですが、総合資格のテキストを見てから日建学院のテキストを見ると
さっぱりしてるな〜 という印象を受けます。
そのため、「応用力も併せて付けたい」と考える方には少しもの足りないかも知れません。逆に「とにかく基礎をマスターしたい」という方にはぴったりということになります。
また、模擬試験や本試験の結果(基準点などの数値)もそこまで大差はないですが、総合資格の方が正確なものが出やすいという傾向にあります。
私の友人で、日建学院に通っていて、学科試験の自己採点結果から不合格と言われていたが、結果が届いてみたら合格していたということもありました。
友人はその年の製図試験を諦めざるを得ませんでした。
これは極端な例かも知れませんが、学科試験は1点の不足に泣く人が何百人といます。少なくとも本試験の結果については、総合資格も横にらみした方が良さそうです。
日建学院に通う場合の“メリット”と“デメリット” まとめ
ここまでで日建学院のデリメリをまとめると下記の通りとなります。
- メリット :校舎・講座数の多さからくる通い易さ・育成スキルの高さ
- メリット :授業料の低い点
- デメリット:総合資格に比べテキストやサンプル数が劣る
いかがでしたか?
同じ資格取得を目指す上で、約32万円の差は大きいですよね。
資格学校を検討されている方は下記も参考になるかと思います。ぜひ読んでみてください!
製図試験を受験予定の方はこちらもどうぞ!
また、建築士の資格が転職に有利なのか等、建設業界専用のエージェントに聞いてみるのもオススメです。資格取得後を想像して、モチベーション向上に繋げましょう!
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